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DATA DASHBOARD — 2025年(令和7年)暦年

大分のインバウンド消費 — 1 人 32,067 円、全国 44

観光庁「訪日外国人消費動向調査」(都道府県別集計・PDL 1.0) を当社で再描画。 訪問者数では全国 15 位の大分は、消費単価では全国 44 位に下がります。 「来てもらう」段階から「使ってもらう」段階へ、業種別の具体策に橋渡しします。

1 人 1 回 消費単価
32,067
全国 44 / 47 位(2019 年比 +17.1%
大分への 旅行消費 総額
443 億円
全国 18 / 47 位(2019 年比 +64.1%
訪問者数(外国人観光客)
138 万人
全国 15 / 47 位(2019 年比 +40.1%

出典: 訪日外国人消費動向調査 (観光庁) — PDL 1.0 / Public Data License v1.0。 2020〜2022 年は COVID-19 影響により年間値は公表されていません(dataset 内に grey gap として表示)。

何にお金が落ちているか — 大分 2025 の費目別 構成比

外国人観光客 1 人 1 回の消費単価 32,067 円の内訳。 最大費目は宿泊費 41.0%。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0、2025年(令和7年)暦年)

大分県外国人観光客の費目別 消費構成比 (2025 年)7 費目を構成比降順に donut で表示。 最大シェアは宿泊費 41.0%。
詳細データを表で見る (大分の費目別 構成比)
大分県外国人観光客の費目別 消費構成比 (2025年(令和7年)暦年)
順位費目1 人 1 回 単価構成比
1宿泊費13,15541.0%
2飲食費7,42423.2%
3団体・パック参加費4,69714.6%
4買物代3,77711.8%
5娯楽等サービス費2,3047.2%
6交通費5811.8%
7その他1300.4%

大分の客 1 人が「何に」使っているか — 費目別 構成比

大分を訪れる外国人客の支出は 宿泊費が約 41% を占め、続いて飲食費 23%・ 団体パック参加費 15% となります (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0、2025 年暦年)。 客の財布から「宿側へ流れる比率」は最大ですが、館内の飲食 / 体験 / 土産連携で 「滞在中の使い道」をどれだけ設計できるかが客単価上振れの中心テーマです。 客室タブレットや Wi-Fi 接続画面に多言語の「館内サービス一覧」を出し、CRM でリピート客の支出傾向を貯めるだけでも、次回滞在の アップセル可能性が見えてきます。
旅館
大分を訪れる外国人客の支出は 宿泊費が約 41% を占め、続いて飲食費 23%・ 団体パック参加費 15% となります (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0、2025 年暦年)。 客の財布から「宿側へ流れる比率」は最大ですが、館内の飲食 / 体験 / 土産連携で 「滞在中の使い道」をどれだけ設計できるかが客単価上振れの中心テーマです。 客室タブレットや Wi-Fi 接続画面に多言語の「館内サービス一覧」を出し、CRM でリピート客の支出傾向を貯めるだけでも、次回滞在の アップセル可能性が見えてきます。
飲食店
大分の外国人客 1 人 1 回 飲食費は 構成比 23%、平均で 7,400 円程度 (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。これは「滞在 2-3 日のうち 2-3 回の外食」を 意味する水準で、1 回あたりの単価上振れ余地が大きい支出枠です。 ランチ・ディナーの価格レンジを「2,000 / 3,500 / 6,000 円」のように 3 段階で 可視化するだけで、中レンジへの誘導が機能しやすくなります。 Google マップ・食べログ系の MEO 整備も「お一人様 ¥X」の 明示で外国人客が「予算感」をつかめるようにすると、来店率が上がります。
土産物店
大分の客 1 人 1 回 買物代は 構成比 約 12%、3,800 円弱 (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。全国平均 13,040 円と比較すると大きく低く、 土産購買の取りこぼしが構造的に大きい県です。免税レジ・KakaoPay・銀聯・WeChat Pay の 整備で「ついで買い」を取りこぼさず、500-1,500 円の「ばらまき」と 3,000 円超の 「自家用 / お遣い物」の 2 軸で SKU を組むのが定石です。 帰路の駅・空港売店との連携で「滞在最終日に売れる SKU」を分散配置すると、平均購買単価が 上がります。
体験事業
大分の娯楽等サービス費は 構成比 7%、1 人 2,300 円程度 (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。前年 (2024 年) の 800 円から 3 倍弱に伸びており、 体験事業の単価向上余地が顕在化してきています。Klook・KKday・Viator などの海外 SaaS系予約プラットフォームへの掲載で送客を確保しつつ、自社 LP の多言語化で直予約比率を 上げる二段構えが安全です。所要時間 60 分・90 分・3 時間と段階的に 「アップセル可能な体験」を設計すると、1 ガイドあたりの収益が上がります。

どこで差がついているか — 費目別 1 人単価 (大分 vs 全国平均)

2025年(令和7年)暦年 の外国人観光客 1 人 1 回 単価を、大分と全国 47 都道府県の単純平均で比較。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0)

費目別 1 人 1 回単価 大分 vs 全国平均 (2025 年)7 費目を大分 単価降順で並べ、大分 (青) と全国平均 (グレー) の grouped bar で対比表示。
詳細データを表で見る (大分 vs 全国平均 費目別 単価)
費目別 1 人 1 回単価 大分 vs 全国平均 (2025年(令和7年)暦年)
費目大分 (円)全国平均 (円)差 (円)
宿泊費13,15522,356-9,201
飲食費7,42413,242-5,818
団体・パック参加費4,6975,316-619
買物代3,77713,040-9,263
娯楽等サービス費2,3042,781-477
交通費5811,684-1,103
その他13057+73

大分の客単価は全国平均と比べてどう違うか — 費目別 比較

大分の 1 人 1 回 宿泊費は 13,155 円、全国平均 22,356 円より約 41% 低い 水準です (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。 滞在日数の短さ・連泊比率の低さ・部屋単価の構成が原因の中心と推測されます。 客室グレードアップ / 連泊割引 / 朝夕食グレード選択肢を LP 冒頭に出すこと、 そして 2 泊以上で実質的にお得になる料金設計を、自社サイト直予約に集約することが 単価上振れの起点です。ダッシュボード で日次の単価平均を 追えるようにすると、施策の効き具合を月次でなく日次で評価できます。
旅館
大分の 1 人 1 回 宿泊費は 13,155 円、全国平均 22,356 円より約 41% 低い 水準です (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。 滞在日数の短さ・連泊比率の低さ・部屋単価の構成が原因の中心と推測されます。 客室グレードアップ / 連泊割引 / 朝夕食グレード選択肢を LP 冒頭に出すこと、 そして 2 泊以上で実質的にお得になる料金設計を、自社サイト直予約に集約することが 単価上振れの起点です。ダッシュボード で日次の単価平均を 追えるようにすると、施策の効き具合を月次でなく日次で評価できます。
飲食店
1 人 1 回 飲食費は 7,424 円、全国平均 13,242 円より約 44% 低い (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。 「観光地価格」ではなく「地元基準の値ごろ感」に寄せた結果、外国人客に対する 単価の上振れが弱い構造です。多言語 QR メニューに人気セットを写真付きで 5 件以上 並べ、「追加 1 品でドリンク無料」のようなアップセル動線を仕組み化すること、 そして店頭に「お一人様 ¥X 〜 ¥Y」レンジを明示することで、注文行動を中-高レンジに 誘導しやすくなります。
土産物店
1 人 1 回 買物代は 3,777 円、全国平均 13,040 円より約 71% 低い (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。 7 カテゴリで最大の乖離で、土産購買が大分観光の最大の機会損失領域です。 「免税レジ未対応 / 多言語 POP 不足 / 決済手段の単一化」が同時に効いている可能性が高く、 1 つずつ潰すと月次売上が 5-10% 単位で動きやすい領域。レジ滞留を減らす多言語ラベルと アレルゲン表示を併せて整備すると、レジ前の意思決定が早まり客単価も上がります。
体験事業
1 人 1 回 娯楽等サービス費は 2,304 円、全国平均 2,781 円より約 17% 低い (出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。 7 カテゴリで最も乖離の小さい領域で、体験事業者にとっては既に 「全国に近い水準」を取れている数少ない費目です。ここを起点に、体験前後の写真・動画・ 限定土産付加オプションで 1,500-3,000 円を積み上げる「アップセル設計」へ進むと、 全国上位 (北海道 6,525 円・沖縄 5,000 円台) を狙えます。AI チャットで 24h FAQ を機能化すると、深夜帯の問い合わせ取り こぼしも減ります。

コロナを挟んでどう動いたか — 大分の 1 人 1 回 単価 年次推移

2019 (27,387 円) から 2025 (32,067 円) までの推移。 2020〜2022 年は観光庁が年間値を公表しておらず、2023 年は 4-12 月期のみ (注: COVID-19 影響、令和 5 年 1-3 月期はインバウンド本格再開前のため非公表)。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0)

大分の 1 人 1 回 単価 年次推移 (2019-2025)2019 年 27,387 円から 2025 年 32,067 円までの折れ線。 2020-2022 年は COVID gap として灰色帯で空白を明示。
詳細データを表で見る (大分 年次推移)
大分の 1 人 1 回 単価 年次推移 (2019-2025)
期間1 人 1 回 単価訪問者数
20192019年(令和元年)暦年27,38798.7 万人
20232023年(令和5年)4-12月期33,08988.8 万人
20242024年(令和6年)暦年30,093136.7 万人
20252025年(令和7年)暦年32,067138.2 万人

大分の年次推移 — コロナを挟んだ 4 年間の動き

大分の旅行消費総額は 2019 年の 270 億円から 2025 年に 443 億円(+64%) へ拡大しました (出典: 観光庁 PDL 1.0)。一方で 2020-2022 年は国際旅客が ほぼ消失して観光庁の年間値公表自体が止まっており、宿側で「コロナ前後の客層の質的変化」を 理解する重要さは高まっています。客層 (滞在日数・予算帯・国籍構成) は 2019 年と 完全に同じではないため、回復率だけで安心せず、客単価・口コミ件数・直予約比率の セットで経年比較するのが安全です。
旅館
大分の旅行消費総額は 2019 年の 270 億円から 2025 年に 443 億円(+64%) へ拡大しました (出典: 観光庁 PDL 1.0)。一方で 2020-2022 年は国際旅客が ほぼ消失して観光庁の年間値公表自体が止まっており、宿側で「コロナ前後の客層の質的変化」を 理解する重要さは高まっています。客層 (滞在日数・予算帯・国籍構成) は 2019 年と 完全に同じではないため、回復率だけで安心せず、客単価・口コミ件数・直予約比率の セットで経年比較するのが安全です。
飲食店
2019-2025 年の総額 +64% (出典: 観光庁 PDL 1.0) は、飲食店にとって「外国人客の総数 +40%」 + 「単価 +17%」の合成として現れます。地元客の人口減少・働き方変化も並行で進んでいるため、 ランチ・ディナー・宴会の 3 セグメントを別々に対前年・対 2019 年で追うと、構造変化が 浮き彫りになります。回帰率が低いセグメントから順に、商品設計や営業時間を見直すのが 現実的で、観光客向け売上だけで判断しないのが要点です。
土産物店
土産物店の売上は外国人訪問者数と買物代単価の積で動きます。訪問者数は 2019 年 99 万人 → 2025 年 138 万人 (+40%、出典: 観光庁 PDL 1.0)、買物代単価は 2019 年 3,685 円 → 2025 年 3,777 円 (+2.5%) とほぼ横ばい。「客数は戻ったが単価は伸びていない」状態を 示しており、SKU 構成の見直し・免税レジの整備・多言語決済の追加といった 「単価上振れ施策」が次の優先打ち手です。
体験事業
娯楽等サービス費単価は 2019 年 1,594 円 → 2025 年 2,304 円 (+45%、出典: 観光庁 PDL 1.0) と他費目を上回るペースで伸びています。コロナ禍で淘汰された後の「少人数・屋外・自然体験」 ジャンルが構造的に強くなった結果と推測され、回帰率の低かった団体・室内・接触多めの体験は 再設計が必要です。LINE 公式 で空き枠 / リピーター訴求を 回せる体制を、繁忙期前に整えると効率が良くなります。

47 都道府県のどこに位置するか — 大分は単価 44

外国人観光客 1 人 1 回 単価 (万円/人) で 47 都道府県を降順ランキング。 大分 (32,067 円) は全国 44 位、 全国 平均 (58,476 円) との差は-26,409 円。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0、2025年(令和7年)暦年)

47 都道府県 1 人 1 回 単価 ランキング (2025 年)訪日外国人観光客 1 人 1 回 単価で 47 都道府県を降順表示。 大分は 44 位 (32,067 円)。 最上位は 東京都 (157,319 円)。
詳細データを表で見る (47 都道府県)
47 都道府県 1 人 1 回 単価 ランキング (2025年(令和7年)暦年)
順位都道府県1 人 1 回 単価訪問者数
1東京都157,3192089.2 万人
2北海道149,914300.9 万人
3沖縄県125,557230.3 万人
4福岡県104,763451.3 万人
5大阪府98,1871699.6 万人
6愛知県95,916282.6 万人
7宮城県86,69054.8 万人
8新潟県84,07527.5 万人
9香川県78,97844.4 万人
10埼玉県73,37646.0 万人
11長野県71,264122.8 万人
12鹿児島県70,55526.0 万人
13茨城県68,48822.9 万人
14青森県62,17131.2 万人
15山形県58,50525.2 万人
16群馬県58,06619.1 万人
17京都府55,6301222.8 万人
18神奈川県54,293381.0 万人
19岩手県54,18119.6 万人
20岡山県53,68742.3 万人
21和歌山県50,96349.6 万人
22福島県50,95818.6 万人
23三重県50,64628.2 万人
24石川県50,38788.6 万人
25愛媛県49,89314.4 万人
26静岡県49,850139.7 万人
27広島県49,342168.7 万人
28宮崎県48,71515.7 万人
29鳥取県45,96113.0 万人
30佐賀県45,68426.5 万人
31長崎県43,90142.2 万人
32福井県42,8608.6 万人
33山口県42,58921.8 万人
34熊本県42,01181.7 万人
35岐阜県41,014133.9 万人
36富山県39,93836.9 万人
37兵庫県39,405214.4 万人
38島根県38,8795.8 万人
39滋賀県38,57522.9 万人
40栃木県37,21045.8 万人
41徳島県36,8199.2 万人
42高知県33,5249.3 万人
43秋田県32,69713.8 万人
44大分県32,067138.2 万人
45山梨県23,873333.7 万人
46千葉県19,1131445.6 万人
47奈良県9,896370.9 万人

全国 47 都道府県 1 人 1 回単価ランキング — 大分の位置

大分の 1 人 1 回 消費単価 32,067 円は全国 44 位(出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。1 位 東京 (157,319 円)、2 位 北海道 (149,914 円)、 3 位 沖縄 (125,557 円) との差は 4-5 倍に達します。これは「滞在日数の短さ」と 「宿泊単価帯の構成」が組み合わさった結果で、別府・湯布院のような名声ある温泉地でも、 ベース単価の中央値が上振れていないことを示します。連泊割引・部屋食オプション・ 会員制リピート施策で「単価ベースの差別化」を進めることが、ランキング浮上の中心施策です。
旅館
大分の 1 人 1 回 消費単価 32,067 円は全国 44 位(出典: 観光庁 PDL 1.0、2025 年暦年)。1 位 東京 (157,319 円)、2 位 北海道 (149,914 円)、 3 位 沖縄 (125,557 円) との差は 4-5 倍に達します。これは「滞在日数の短さ」と 「宿泊単価帯の構成」が組み合わさった結果で、別府・湯布院のような名声ある温泉地でも、 ベース単価の中央値が上振れていないことを示します。連泊割引・部屋食オプション・ 会員制リピート施策で「単価ベースの差別化」を進めることが、ランキング浮上の中心施策です。
飲食店
単価ランキング 44/47 位 (出典: 観光庁 PDL 1.0) は、飲食店経営にとって「客は来ているが 単価が低い」状態を意味します。全国上位の北海道・沖縄・東京は、観光地でも 「外国人向けプレミアム価格帯」が整理されています。大分でも 1 食 5,000 円超の ディナーセットを CV 設計に組み込み、Google マップに 英語・韓国語で「Dinner from ¥5,000」を明示するだけで、想定単価への顧客誘導が機能します。
土産物店
全国 44 位という単価順位は土産物店にとって最も大きな機会領域です。1 位 東京 (157,319 円) の購買行動を分解すると「ばらまき土産 + 高級和菓子 + デパ地下系」の 3 層構造があります (出典: 観光庁 PDL 1.0)。大分でも「自家用 5,000 円超」「お遣い物 3,000 円超」「ばらまき 1,000 円以下」の 3 層 SKU を設計し、店頭ディスプレイの最上段に高単価品を配置すると、 平均購買金額が上振れやすくなります。
体験事業
単価 44 位の中で娯楽費単価は全国平均にほぼ並ぶ水準 (-17%、出典: 観光庁 PDL 1.0)。 つまり「体験事業の値付け」は他県に近いところまで来ています。残る課題は 「アップセル設計」と「直予約比率の向上」。海外 OTA 経由の 25-30% 手数料を毎回払うより、 自社 LP に多言語ページを 1 枚作り、SNS 動画から自社 LP に着地させる導線を作るだけで、 長期の利益率が大きく変わります。

「来てもらう」 vs 「使ってもらう」 — 47 都道府県 散布図

横軸: 訪問者数 (万人) / 縦軸: 1 人 1 回 単価 (万円)。 大分 は訪問者 138.2 万人で全国 15 位、 単価 3.21 万円で全国 44 位。 右上が「使ってもらえる + 来てもらえる」象限。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0、2025年(令和7年)暦年)

47 都道府県 訪問者数 × 単価 散布図 (2025 年)横軸を訪問者数 (万人)、縦軸を 1 人 1 回 単価 (万円) として 47 都道府県を散布図表示。 大分は訪問者 138.2 万人 × 単価 3.21 万円、 訪問者 15 位 + 単価 44 位の位置。
大分の周辺ポジション (上位 / 下位 5 都道府県)
大分の散布図ポジション (2025年(令和7年)暦年)
指標大分全国順位
訪問者数138.2 万人15 / 47 位
1 人 1 回 単価32,06744 / 47 位
旅行消費総額443 億円18 / 47 位

訪問者数 × 単価の散布図 — 大分は「中-下」象限

訪問者数 138 万人 (全国 15 位)・単価 32,067 円 (全国 44 位、出典: 観光庁 PDL 1.0) という 位置取りは、散布図上で「数は取れているが単価が低い」象限に該当します。 全国上位象限 (沖縄・北海道) は「数も単価も高い」状態を維持しており、大分の次の経営課題は 「数を維持しながら単価を引き上げる」ことです。CRM で「単価高めの リピーター」を識別し、優先的に再宿泊を呼びかける運用が効きます。
旅館
訪問者数 138 万人 (全国 15 位)・単価 32,067 円 (全国 44 位、出典: 観光庁 PDL 1.0) という 位置取りは、散布図上で「数は取れているが単価が低い」象限に該当します。 全国上位象限 (沖縄・北海道) は「数も単価も高い」状態を維持しており、大分の次の経営課題は 「数を維持しながら単価を引き上げる」ことです。CRM で「単価高めの リピーター」を識別し、優先的に再宿泊を呼びかける運用が効きます。
飲食店
飲食店にとって「数あり・単価不足」象限の意味は、ピーク時に席が埋まっても回転率の 上がりが弱いことです (出典: 観光庁 PDL 1.0)。多言語注文・QR メニュー・写真誘導の アップセル設計に投資し、1 卓あたり客単価を 500-1,000 円積み上げると、同じ客数で 月次売上が 10-20% 動く構造になります。Google マップの「混雑する時間帯」と組み合わせて ピーク日の整理券・予約導線を計画的に運用するのも有効です。
土産物店
散布図の中-下象限は土産物店にとって「客は来店しているがレジ単価が伸びていない」状態 (出典: 観光庁 PDL 1.0)。レジ前の動線・多言語ラベル・決済手段で「ついで買い」を 取りこぼさない整備が直接効きます。1 回購入あたりのレシート点数を増やすには、 高単価の自家用・お遣い物 SKU を中段に、低単価のばらまきを下段に、ベルトコンベア前に 季節限定品を、というレイアウトが定石です。
体験事業
散布図の位置取りは体験事業にも当てはまります (出典: 観光庁 PDL 1.0)。 「予約は入るが 1 件あたり単価が低い」状態で、繁忙期はガイドが フル稼働しても収益が頭打ちになりやすい構造です。所要時間 90 分・3 時間・1 日体験を 価格帯別に揃え、「半日コース + 食事 + 写真撮影」のようなパック化で 1 件あたり 1.5 倍の 単価を作る設計が次の打ち手になります。

どの費目で勝てているか — 全国平均との差分

大分の費目別 1 人単価 から 全国 47 都道府県 平均 を引いた差 (円)。 強みはその他 (+73 円)、 弱みは買物代 (-9,263 円)。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0、2025年(令和7年)暦年)

費目別 大分 - 全国平均 単価差分 (2025 年)7 費目で大分が平均より +いくら / -いくらかを符号付き bar で表示。 最大の強みはその他、最大の弱みは買物代
詳細データを表で見る (大分 vs 全国平均 ギャップ)
費目別 大分 - 全国平均 単価差分 (2025年(令和7年)暦年)
費目大分全国平均差分 (大分 - 全国)
その他13057+73
娯楽等サービス費2,3042,781-477
団体・パック参加費4,6975,316-619
交通費5811,684-1,103
飲食費7,42413,242-5,818
宿泊費13,15522,356-9,201
買物代3,77713,040-9,263

カテゴリ別 強み弱み — 全国平均との差で見る

大分の費目別ギャップは「買物 -71%・交通 -65%・飲食 -44%・宿泊 -41%」の順 (出典: 観光庁 PDL 1.0)。 つまり 宿泊費だけでなく館内連携 (飲食・土産) の総合的な単価上振れが 経営課題です。「館内で 1 万円の体験 / 飲食 / 土産」を多言語パッケージで提案し、 チェックイン時にタブレット案内で 30 秒提示するだけで、客単価が伸びる余地があります。 周辺の飲食店・体験事業者と「同じ多言語パッケージ」を共有すると、地域全体での 単価上振れにつながります。
旅館
大分の費目別ギャップは「買物 -71%・交通 -65%・飲食 -44%・宿泊 -41%」の順 (出典: 観光庁 PDL 1.0)。 つまり 宿泊費だけでなく館内連携 (飲食・土産) の総合的な単価上振れが 経営課題です。「館内で 1 万円の体験 / 飲食 / 土産」を多言語パッケージで提案し、 チェックイン時にタブレット案内で 30 秒提示するだけで、客単価が伸びる余地があります。 周辺の飲食店・体験事業者と「同じ多言語パッケージ」を共有すると、地域全体での 単価上振れにつながります。
飲食店
飲食費 -44% (出典: 観光庁 PDL 1.0) は「単価」と「滞在中の外食回数」の両方が 全国平均より弱いことを示します。観光客向けには「1 食 5,000-8,000 円のディナーセット」、 地元客向けには「ランチ 2,500-3,500 円のレンジ」を別々に明示すると、両方の単価が ブレずに上がりやすくなります。Google マップの英語・韓国語予約受付を導入することで、 滞在 1 日目から「単価高めの予約」が入りやすい状態を作れます。
土産物店
買物代 -71% (出典: 観光庁 PDL 1.0) は 7 カテゴリの中で最大の機会領域、月次売上の 2-3 割を動かしうる構造的乖離です。免税レジ・多言語 POP・複数決済 (Kakao / 銀聯 / WeChat) の 3 セットで段階的に整備するのが王道。商品ラベルにハングルで「米・小麦・乳成分」など アレルゲン表示を貼るだけで、店頭での同じ質問が激減しレジ滞留が短縮されます。 地域の宿側と連携し、館内 POP で「最終日に立ち寄る土産物店」を露出してもらう動線も ROI 高めです。
体験事業
娯楽費 -17% (出典: 観光庁 PDL 1.0) は 7 カテゴリで最も乖離の小さい領域、つまり 体験事業の値付けは「ほぼ全国平均」まで来ているという読み方ができます。残るは 「単価上振れ」「アップセル設計」「直予約比率」の 3 軸。AI チャットで「所要時間 / 服装 / 集合場所 / キャンセル規定」を 24h FAQ させると、 深夜帯の韓国・台湾からの問い合わせも自動で捌け、人件費を増やさず取りこぼしを減らせます。

コロナ前と今は何が変わったか — 2019 vs 2025 費目別

令和元年 (2019) と最新年 (2025) の費目別 1 人 1 回 単価を直接比較。 全体単価は 27,387 円 →32,067 円 (+17.1%)。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0)

費目別 1 人 1 回 単価 2019 vs 2025 (大分)7 費目を最新値降順で並べ、2019 (グレー) と 2025 (緑) の grouped bar で比較表示。
詳細データを表で見る (2019 → 2025 費目別 成長率)
費目別 1 人 1 回 単価 2019 vs 2025
費目2019 (円)2025 (円)差 (円)伸び率
宿泊費11,33913,155+1,816+16.0%
飲食費6,0217,424+1,403+23.3%
団体・パック参加費4,4574,697+240+5.4%
買物代3,6853,777+92+2.5%
娯楽等サービス費1,5942,304+710+44.5%
交通費288581+293+101.7%
その他4130+126+3150.0%

2019 → 2025 カテゴリ別 成長率 — コロナ前との比較

宿泊費単価は 2019 年 11,339 円 → 2025 年 13,155 円 (+16%、出典: 観光庁 PDL 1.0)。 訪問者数は +40%、総額は +64% という構造で「客は増えたが、1 人あたり宿泊投資は微増」 という結果。これは「リピーター比率の上昇」「短期滞在の増加」が並行で進んでいる 可能性が高く、長期滞在パッケージ・ファミリープラン・連泊割引で 「平均滞在日数」を引き上げる施策に投資する局面です。
旅館
宿泊費単価は 2019 年 11,339 円 → 2025 年 13,155 円 (+16%、出典: 観光庁 PDL 1.0)。 訪問者数は +40%、総額は +64% という構造で「客は増えたが、1 人あたり宿泊投資は微増」 という結果。これは「リピーター比率の上昇」「短期滞在の増加」が並行で進んでいる 可能性が高く、長期滞在パッケージ・ファミリープラン・連泊割引で 「平均滞在日数」を引き上げる施策に投資する局面です。
飲食店
飲食費単価は 2019 年 6,021 円 → 2025 年 7,424 円 (+23%、出典: 観光庁 PDL 1.0)。 訪問者数の伸び (+40%) を考えると、客数増の追い風で売上は伸びているが、 1 食単価の上振れは 4 年で 1,400 円程度にとどまります。「物価上昇を客に転嫁する」 ことを目的化するのではなく、「セット化」「持ち帰り土産化」「写真撮影付き」など 付加価値を 1 つずつ追加して単価を上げる方が、リピート性を損なわず機能します。
土産物店
買物代単価は 2019 年 3,685 円 → 2025 年 3,777 円 (+2.5%、6 年で、出典: 観光庁 PDL 1.0)、 7 カテゴリで最も伸びが弱い領域です。一方で訪問者数は +40% 伸びており、 「客数の伸びを単価に変換できていない」状態が長期で続いていることを意味します。 ここを変えるには店頭オペレーションの「整備」だけでなく、SKU 構成の「再設計」が必要で、 高単価ライン (3,000 円超のお遣い物 / 5,000 円超の自家用) を意図的に増やす投資が次の課題です。
体験事業
娯楽費単価は 2019 年 1,594 円 → 2025 年 2,304 円 (+45%、出典: 観光庁 PDL 1.0)、 7 カテゴリで最大の成長率です。コロナ後の「少人数・屋外・自然体験」シフトが そのまま単価に反映された結果と推測されます。次の打ち手は「上位象限」を狙う 高単価体験 (写真付き・ガイド付き・食事付き) の設計で、3,000-5,000 円帯の体験を 選択肢に加えると、平均単価がさらに上振れる余地があります。

直近 1 年で何が伸びたか — 2024 → 2025 YoY

2024 (2024年(令和6年)暦年) と 2025 (2025年(令和7年)暦年) の費目別 1 人 1 回 単価 前年比 (%)。 全体単価は +6.6%、 最大伸長は娯楽等サービス費 (+183.0%)、 最大縮小は交通費 (-27.0%)。 (出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0)

費目別 2024 → 2025 前年比 (大分)7 費目の前年比 (%) を符号付き bar で表示。 正の伸びは緑、負の縮小は赤で塗り分け。
詳細データを表で見る (2024 → 2025 YoY)
費目別 2024 → 2025 前年比
費目2024 (円)2025 (円)差 (円)前年比
団体・パック参加費4,0014,697+696+17.4%
宿泊費14,05613,155-901-6.4%
飲食費7,0067,424+418+6.0%
交通費796581-215-27.0%
娯楽等サービス費8142,304+1,490+183.0%
買物代3,4033,777+374+11.0%
その他17130+113+664.7%

2024 → 2025 直近 YoY — 直近 1 年で動いた費目

1 人 1 回 単価の YoY は +6.6% (出典: 観光庁 PDL 1.0、2024 → 2025 年)。 宿泊費単価は -6% に逆行している一方、娯楽 +183%・パック +17% が単価全体を押し上げています。 つまり「宿の値上げ」は鈍く、「館外で使う金額」が伸びている構造。 宿側の打ち手は、館内・周辺との連携でこの「館外で使われる単価」を取りに行くこと。LINE 公式 で再宿泊客へ「次回限定の体験パッケージ」を 配信する運用が、館外単価を館内に取り戻す導線として機能します。
旅館
1 人 1 回 単価の YoY は +6.6% (出典: 観光庁 PDL 1.0、2024 → 2025 年)。 宿泊費単価は -6% に逆行している一方、娯楽 +183%・パック +17% が単価全体を押し上げています。 つまり「宿の値上げ」は鈍く、「館外で使う金額」が伸びている構造。 宿側の打ち手は、館内・周辺との連携でこの「館外で使われる単価」を取りに行くこと。LINE 公式 で再宿泊客へ「次回限定の体験パッケージ」を 配信する運用が、館外単価を館内に取り戻す導線として機能します。
飲食店
飲食費単価 YoY +6.0% (出典: 観光庁 PDL 1.0、2024 → 2025 年) は 全費目平均の +6.6% と近い水準で、「客数の伸び」と「物価上昇分の転嫁」が併存している ことを示します。1 食単価を 5-10% 上げる施策と並行して、メニューに「お一人様 ¥X〜¥Y」 レンジを明示し、客側の心理的予算をブレないよう設計するのが効果的です。 ホール多言語対応の優先順位は「韓国語 → 英語 → 中国語繁体」の順が、平均的にコスト効率高い 投資です。
土産物店
買物代 YoY +11.0% (出典: 観光庁 PDL 1.0、2024 → 2025 年) は他費目に 先んじて伸びました。2019 → 2025 年で 6 年 +2.5% という長期停滞からの転換点の 可能性があり、ここで投資判断を間違えず「SKU 再設計」「免税レジ」「多言語決済」を 一気に進めるか否かで、2027 年の単価ポジションが大きく変わる局面です。POS データの 月次前年比と並べて、効いた打ち手を翌年同月に再現する運用に落とすのが安全です。
体験事業
娯楽等サービス費 YoY +183% (出典: 観光庁 PDL 1.0、2024 → 2025 年)。 サンプル数の小さい統計のため数値そのものは振れますが、トレンドとして 「体験事業の単価が急伸している」という方向は確かです。Klook・KKday の手数料 25-30% を 毎回払い続けるより、自社 LP の多言語化に同等の投資 (年 30-50 万円) を回したほうが、 5 年後の利益率が大きく変わります。AI チャット導入と組み合わせると、 人件費を抑えつつ問い合わせの取りこぼしも減らせます。

あなたの店と比べる — 客単価の全国位置取り診断

外国人客 1 人 1 回の単価を入力すると、大分県平均 / 全国平均 / 全国順位との位置取りを表示します。 入力データは画面の中だけで計算され、サーバーには送信されません (1 分で完了)。

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宿泊 + 朝夕食 + 館内利用の合計。記録がなければ概算で OK

参考: 大分県の平均 1 人 1 回 単価は 32,067 (全国 44 / 47 位、出典: 観光庁 訪日外国人消費動向調査 PDL 1.0、 2025 年暦年)。全国平均は 58,476 です。

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()
全国 47 都道府県分布での仮想順位
現状 44 位 ((大分県平均))

今週始められる 3 アクション

  • 客室タブレット / Wi-Fi 案内に「館内 1 万円 = 体験 / 飲食 / 土産」セットメニューを多言語で常設
  • 夕食グレードアップ・部屋食オプションを LP に明示し、追加注文の単価上振れを設計
  • 館内連携プラン (周辺レストラン / 体験予約) で「滞在中に使ってもらう」導線を 3 件以上設置
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入力データはサーバー送信されません。ブラウザの中だけで計算しています。

元データ (観光庁 公表 xlsx) にアクセス

本ダッシュボードは観光庁「訪日外国人消費動向調査(インバウンド消費動向調査)」(PDL 1.0) の 都道府県別集計表 (年次別 xlsx) を一次データとして使用しています。 独自分析や社内資料への二次利用、研究目的の引用にも利用いただけます。

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ライセンス
Public Data License v1.0 (PDL 1.0)(外部リンク、新しいタブで開きます)
出典 (一次データ)
Source: "訪日外国人消費動向調査" (観光庁) (https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/gaikokujinshohidoko.html)
調査名
訪日外国人消費動向調査(インバウンド消費動向調査) 都道府県別集計表
データ提供
観光庁 (Japan Tourism Agency)(外部リンク、新しいタブで開きます)
集計範囲
2019 / 2023 / 2024 / 2025 年 (最新: 2025年(令和7年)暦年)
当社加工
株式会社NewBeginnings が大分県行および全国上位行を抽出
2020-2022 年について
2020年〜2022年は新型コロナウイルス感染症の影響により国際旅客が大幅減少、観光庁は年間値の公表を行わなかった (※令和5年 4-12月期から再公表)。

引用時は「Source: "訪日外国人消費動向調査" (観光庁) (https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/gaikokujinshohidoko.html)」の明示をお願いします (PDL 1.0)。