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AIで議事録を自動作成する方法|無料ツール比較と中小企業の活用術

8分で読めます

「会議は1時間で終わるのに、議事録を書くのにまた1時間かかる」——そんな経験、ありませんか?

週1回の会議で毎回1時間。年間48時間、つまり丸6日分が議事録作成だけに消えている計算です。一人社長や少人数の中小企業にとって、これは無視できないロスです。

でも、AIを使えば議事録は5分で完成します。しかも無料で。

この記事では、AI議事録の仕組みからツール比較、すぐに使える実践テクニックまで、中小企業の方にわかりやすくお伝えします。

AI議事録の仕組み — たった3ステップ

AI議事録と聞くと難しそうですが、やっていることはシンプルです。

  1. 音声を録音する:スマホやPCで会議を録音(オンライン会議なら自動録画機能を使う)
  2. AIが文字に起こす:音声認識AIが話した内容をテキスト化。最近の日本語認識精度は90%以上
  3. AIが要約する:長い文字起こしから「決定事項」「TODO」「要点」を自動で抽出

つまり、あなたがやることは「録音ボタンを押す」だけ。残りはAIがやってくれます。

無料・低価格ツール5つを徹底比較

中小企業でも使いやすいAI議事録ツールを5つ比較しました。

AI議事録ツール5種比較
notta・CLOVA・Whisper+ChatGPT等を比較

1. Notta(ノッタ)

  • 価格:無料プラン(月120分)/Pro 月額1,317円
  • 日本語精度:高い(日本語に特化した開発)
  • 特徴:リアルタイム文字起こし、話者識別、AI要約機能。Zoom・Google Meet・Teamsと連携可能
  • おすすめシーン:オンライン会議が多い企業。無料プランで十分試せる

2. CLOVA Note(クローバノート)

  • 価格:無料(月300分)
  • 日本語精度:高い(LINE/NAVERの日本語AI技術がベース)
  • 特徴:スマホアプリで録音→即文字起こし。話者の自動分離が優秀。ブックマーク機能で重要箇所にマーク
  • おすすめシーン:対面会議が多い企業。スマホ1台で完結するのが強み

3. Whisper + ChatGPT(OpenAI)

  • 価格:Whisperは無料(オープンソース)/ChatGPT無料版でも要約可能
  • 日本語精度:高い(多言語対応モデル)
  • 特徴:Whisperで文字起こし→ChatGPTに貼り付けて要約、という2ステップ。要約のプロンプト(指示文)を工夫すれば出力形式を自由にカスタマイズできる
  • おすすめシーン:柔軟にカスタマイズしたい方。議事録のフォーマットにこだわりがある企業

4. Google Meet 自動文字起こし

  • 価格:Google Workspace Business Standard以上(月額1,360円/ユーザー)
  • 日本語精度:中〜高(改善が進んでいる)
  • 特徴:Google Meetの会議中にワンクリックで文字起こし開始。Google Docsに自動保存。Gemini AIによる要約機能も追加
  • おすすめシーン:すでにGoogle Workspaceを使っている企業。追加ツール不要で始められる

5. Microsoft Teams Copilot

  • 価格:Microsoft 365 Copilot 月額4,497円/ユーザー
  • 日本語精度:高い
  • 特徴:Teams会議中にリアルタイムで要約・アクションアイテム抽出。「この会議で何が決まった?」とチャットで聞ける。会議に参加していない人への共有も簡単
  • おすすめシーン:Microsoft 365をフル活用している中規模以上の企業

ツール選びの早見表

  • とにかく無料で始めたい → CLOVA Note(月300分無料)
  • オンライン会議が中心 → Notta(Zoom/Meet/Teams連携)
  • 要約の形式にこだわりたい → Whisper + ChatGPT
  • Google Workspace利用中 → Google Meet文字起こし
  • Microsoft 365利用中 → Teams Copilot

実践テクニック — AIの精度を上げるコツ

AIに議事録を任せるとき、ちょっとした工夫で精度が大きく変わります

録音のコツ

  • マイクは話者の近くに置く:スマホを机の中央に置くだけでもOK。距離が遠いと認識精度が下がる
  • 静かな環境を選ぶ:BGMやエアコンの音が入ると精度が落ちる
  • 発言者は名乗ってから話す:「○○です。△△について…」と言うだけで、話者識別の精度が上がる
  • 同時に話さない:複数人が同時に話すとAIが混乱する。司会者が発言を整理するとベスト

ChatGPTへの要約プロンプト(コピペで使えます)

Whisperやその他のツールで文字起こししたテキストをChatGPTに貼り付けるとき、こんなプロンプトを先頭に付けてみてください。

  • 「以下の会議の文字起こしを、要点を箇条書きにまとめてください」
  • 「以下の文字起こしから、決定事項とTODO(担当者・期限つき)を分けて整理してください」
  • 「以下の内容を、議題ごとに分類して、各議題の結論を1〜2行でまとめてください」

プロンプトを工夫するだけで、そのまま社内共有できるレベルの議事録が出来上がります。

注意点 — AI議事録で気をつけること

1. 機密情報の取り扱い

AI文字起こしツールにはクラウドにデータを送信するものがあります。顧客の個人情報や契約条件など機密性の高い会議では、ツールの利用規約を確認しましょう。

会議の自動文字起こし
マイクに向かって話すだけでAIがテキスト化
  • データがサーバーに保存されるか
  • AI学習に利用されるか
  • 暗号化されているか

心配な場合は、オフラインで動作するWhisper(ローカル版)を使えば、データが外部に出ません。

2. 文字起こしミスの確認

AIの精度は90%以上ありますが、100%ではありません。特に固有名詞、専門用語、方言は間違いやすいポイントです。

議事録を社外に出す場合や、金額・日付などの重要な数字が含まれる場合は、必ず人の目で確認してください。全体を読むのではなく、太字やTODOの部分だけチェックすれば5分で終わります。

3. 録音の同意を取る

会議を録音する際は、参加者に事前に伝えて同意を得ましょう。「議事録作成のためにAIで録音します」と一言添えるだけでOKです。社外の方が参加する場合は特に重要です。

まとめ — 議事録は「人がやる仕事」ではなくなった

AI議事録のポイントをまとめます。

  1. 録音ボタンを押すだけで、AIが文字起こし→要約まで自動でやってくれる
  2. 無料ツールで十分始められる:CLOVA Note(月300分無料)やWhisper+ChatGPTなら費用ゼロ
  3. 年間48時間(6日分)の業務時間を取り戻せる
  4. 注意点は3つ:機密情報の管理、文字起こしミスの確認、録音の同意

議事録は、AIに任せるべき業務の代表例です。「AIを使ってみたいけど、何から始めればいいかわからない」という方は、まず議事録から始めてみてください。効果を実感する一番の近道です。

「自社の会議スタイルに合うツールがわからない」「議事録以外の業務もAIで効率化したい」という方は、30分の無料相談でお気軽にご相談ください。御社の業務内容に合わせて、AI活用の具体的な一歩目をご提案します。DX支援は月額3.3万円〜、AI活用診断は5〜15万円で承っています。

大分でAI導入・業務自動化をお考えなら、株式会社NewBeginningsにご相談ください。チャットボットによる問い合わせ自動化、議事録の自動作成、社内ナレッジの検索システムなど、中小企業でも手の届く価格帯でAI活用を支援しています。診断〜PoC〜運用定着までのパッケージは 大分のAI導入・DX推進パッケージ で紹介しています。「そもそもDX/AIって?」を3分マンガで知りたい方には マンガでわかる!ほんとのDX(全8話) が入り口としてわかりやすいです。まずは「どの業務にAIが効くか」を診断するところから始められます。

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芦刈庸介のプロフィール画像
この記事の担当芦刈庸介代表取締役 / エンジニア

大分県出身。フリーランスを経て2026年に株式会社NewBeginningsを設立。Web制作・アプリ開発・DX支援を通じて、地域の中小企業のデジタル化を伴走支援しています。「ITやDXは難しい」を「IT・DX・AIで楽になった」に変えることがミッション。

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