公開後こそ、確認が必要です。
電話番号をタップしても何も起きない。LINEボタンを開くと、古いアカウントに飛ぶ。お問い合わせページは404。見た目は完成していても、問い合わせ先が使えないサイトは実際にあります。
しかも、自分のサイトほど気づきにくいものです。普段は文章や写真を見るだけで、わざわざ電話をかけたり、LINEを開いたりしないからです。
そこで、サイトのURLを入力するだけで、問い合わせ先や検索まわりの設定を確認できる「ホームページ診断」を作りました。登録は不要で、無料で使えます。
実際の診断ページはこちらです。ホームページ診断を試す

作ったきっかけ
Web制作や保守の相談を受けていると、「ホームページから問い合わせが来ない」という話がよく出ます。そこでサイトを確認すると、SEO以前の問題が見つかることがあります。
たとえば、電話番号がただの文字で、スマホから押せない。LINEのリンクが切れている。お問い合わせページが開かない。どれも、検索順位を上げる前に直すべき問題です。
ただ、これを自分で確認するには、スマホで一つずつ操作し、ページの設定も見る必要があります。もう少し簡単に確認できるように、今回の診断ツールを作りました。
使い方
使い方は一つだけです。公開中のホームページのURLを入力し、「URLを開いて確認する」を押してください。しばらくすると、確認結果が表示されます。
入力したURLは、診断中と結果画面には表示されます。ただし、保存はしません。相談フォームや共有用のテキストには入りません。診断結果を誰かに送っても、どの会社のサイトを診断したかは分からない仕様です。
確認する内容
診断では、最初に開いたページと、お問い合わせページを中心に次の項目を確認します。
- 電話番号をスマホからタップして発信できるか
- LINEのリンク先が開き、明らかな停止表示がないか
- お問い合わせページが開くか
- サイトのドメイン宛にメールを受け取る設定があるか
- LINEでページを共有したときに、タイトルや画像が表示される状態か
- GoogleやChatGPTなどに会社情報を伝える記述があるか
- 画像やリンクの行き先に、公開前のlocalhostが残っていないか
- 古いコピーライト表記が残っていないか
フォームは送りません。お問い合わせページが開くところまで確認します。診断のために、知らない会社へダミーの問い合わせを送ることはありません。
LINEも、リンク先に到達できるか、明らかな停止表示がないかまでの確認です。実際に友だち追加できるかどうかは、LINEアプリに入らないと分かりません。
点数を出さない理由
点数は出しません。理由は単純です。70点と表示されても、どこから直せばいいのか分からなければ、あまり意味がありません。
代わりに、「使える」「使いにくい」「止まっている」「見つからない」「確認できない」で結果を表示します。問題があれば、「先に直したい項目」に優先度の高いものを最大3件まで出します。
電話やお問い合わせページが止まっているなら、検索対策より先に直すべきです。点数よりも、次にやることが分かる結果にしました。
簡易診断であること
このツールは、担当者がサイトの全ページを読み込んで行う本格的な診断ではありません。機械で確認できる範囲に絞った簡易診断です。
たとえば、電話番号が書かれていても、スマホでタップできる電話リンクがなければ「使いにくい」と表示することがあります。電話番号がないと断定するのではなく、見つけてもそのまま発信できない可能性がある、という意味です。
Googleで何位に表示されるか、ChatGPTに会社名が出るかも、この診断では判定しません。確度の高い見立ては「推測」と表示し、確認できない項目は「確認できない」と表示します。
結果の見方
結果画面の冒頭に、「問題のない項目」と「改善を検討したい項目」をまとめています。その下の「先に直したい項目」には、優先して直したい項目が最大3件表示されます。

見る順番も単純です。まずは「先に直したい項目」から確認してください。その下では、連絡先、LINEで共有したときの表示、Google検索、ChatGPTなどの項目を個別に見られます。
診断結果はボタン一つでコピーできます。修正を相談するときは、その内容をLINEに貼ってください。診断したサイトのURLはコピー内容に含まれないため、ご自身で追記してください。
修正を相談したい場合
ご自身で直せる内容なら、そのまま直してしまって大丈夫です。診断したからといって、当社へ依頼する必要はありません。
直し方が分からない場合は、保守・運用で対応できます。制作会社と連絡が取れない、公開前の設定が残っているといった場合は、Webレスキューとして対応しています。まず状況を確認し、必要であれば見積もりをお出しします。
自社サイトは毎日見ていても、お客さんと同じように操作する機会は意外とありません。まず一度、ホームページ診断で確認してみてください。



