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表示が遅いHPは損してる|大分の中小企業向け・表示速度の直し方【2026】

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表示が遅いHPは損してる|大分の中小企業向け・表示速度の直し方【2026】
この記事の要点

ホームページの表示速度は、Googleの「PageSpeed Insights」にURLを貼るだけで無料で測れます(モバイルのタブを見てください)。見るのは3つの指標です。LCP=一番大きい画像や見出しが出るまでの時間、INP=ボタンを押してから反応するまでの時間、CLS=読んでいる途中で表示がガタッとずれる度合い。そして遅さの原因で最も多いのが画像です。スマホで撮った写真(横4000ピクセル・数MB)をそのまま載せていると、実際の表示幅が800ピクセルでも巨大なデータを送ることになります。直し方は「表示サイズに合わせて縮める」「圧縮する」「WebPなど新しい形式にする」の3つ。点数を90点にすることより、一番重い画像を1枚直して測り直すほうが先です。

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「スマホでうちのホームページを開くと、なんか遅い気がする」——大分の経営者の方からよくいただく話です。そして、たいてい気のせいではありません。

遅いページは、中身を読んでもらう前に帰られます。どんなに良いことを書いても、表示される前に戻るボタンを押されたら意味がありません。この記事では、無料でできる測り方と、直す順番を、なるべく専門用語を使わずに書きます。結論から言うと、原因の多くは画像です。

遅いと、何を損しているのか

  • 読まれる前に帰られる。特にスマホの電波が弱い場所では、白い画面のまま去られる
  • Googleは表示速度に関する指標(Core Web Vitals)を公開しており、ページ体験の評価軸として案内している
  • 広告を出しているなら、遅いページに人を送るのはお金を捨てるのと同じ。クリック代は表示される前でも発生する

よく「1秒遅くなると離脱が◯%増える」といった数字を見かけますが、この記事では出しません。業種やページによって差が大きく、当社が自分で測った数字ではないからです。代わりに、自分のサイトで測って自分で判断する方法を書きます。

まず測る:PageSpeed Insights なら1分・無料

Googleの PageSpeed Insights に自分のURLを貼って実行するだけです。登録も費用も要りません。見るのは必ず「モバイル」のタブにしてください。お客さんの多くはスマホで見ています。

出てくる指標のうち、覚えるのは3つだけで十分です。

指標ふつうの言葉にすると悪いときの主な原因
LCP一番大きい画像や見出しが出るまでの時間重い画像。ほぼこれ
INPボタンを押してから反応するまでの時間使っていないプラグインやタグの入れすぎ
CLS読んでいる途中で表示がガタッとずれる度合い画像の縦横サイズを指定していない・広告の後入れ

点数(0〜100)も出ますが、これは目安です。90点を目指して消耗するより、赤くなっている項目を1つ消すほうがずっと効きます。点数はページの内容や測るタイミングでも上下するので、1点を追いかけないでください。

表示は小さいのに、送っているデータは巨大——遅さの多くはここ
表示は小さいのに、送っているデータは巨大——遅さの多くはここ

遅い原因の多くは画像。しかも直しやすい

スマホやデジカメで撮った写真を、そのままアップしていませんか。最近のスマホの写真は、横4000ピクセル前後・数MBあります。一方、ページで実際に表示されているのは横800ピクセル程度。つまり、見えない大きさのデータを送りつけて、ブラウザに縮めさせています。

たとえば大分市内の飲食店さんのサイトで、トップに料理写真を6枚並べているとします。1枚4MBなら、開いた瞬間に24MBを読み込むことになります。店の前でスマホを見ているお客さんは、たぶん待ってくれません。

直し方は3つです。①表示する大きさに合わせて縮める(横1200〜1600ピクセルもあれば十分なことが多い)②圧縮する(見た目はほぼ変わらずデータだけ減る)③WebPなどの新しい形式にする。この3つで、画像のデータ量は大きく減らせます。

当社の場合:圧縮ツールを自作して無料で公開しました

画像圧縮の定番にTinyPNGというサービスがありますが、商用利用や枚数によっては有料になります。当社は制作でたくさんの画像を扱うので、sharp(libvips)というライブラリを使って圧縮ツールを自作し、npmとGitHubにMITライセンスで公開しました。JPEGはmozjpeg、PNGは減色、WebPやAVIFにも対応しています。

これは宣伝ではありません(無料で公開しているので、売るものがありません)。言いたいのは「画像圧縮にお金をかける必要はほとんどない」ということです。作り方や中身は別の記事に書いています。制作会社に頼んでいるなら、「画像はWebPで、表示サイズに合わせて書き出してほしい」と伝えるだけで通じます。

画像の次に効く3つ

下のほうの画像は「後から読む」

スクロールしないと見えない画像まで最初に読み込むのは無駄です。遅延読み込み(lazy loading)という仕組みで、見えるところまで来たら読み込むようにできます。今はHTMLの属性1つで指定できるので、制作会社に頼めばすぐ終わります。

使っていないプラグイン・タグを消す

WordPressで特に起こりがちです。「昔つけたけど今は使っていない」プラグインや、外した広告の計測タグが残っていると、それだけで動きが重くなります。使っていないものを消すのは、無料でできて効果が出やすい作業です。

フォントを盛らない

日本語のWebフォントは、英語のものよりずっと重くなります(文字の種類が桁違いに多いためです)。何種類も読み込むと、それだけで表示が遅れます。使うなら1〜2種類に絞る。デザインの好みとのバランスですが、盛りすぎには注意です。

やらなくていいこと

  • 点数を90点にする。赤を消せば十分。満点はかけるコストに見合わないことが多い
  • いきなり高いサーバーに乗り換える。原因が画像なら、サーバーを変えても遅いまま
  • 全ページを一気に直す。まずは一番見られているページ1枚から

直す順番

  1. PageSpeed Insights で測る(モバイルのタブ)。結果のスクリーンショットを撮っておく
  2. 結果の下にある改善項目から、一番重い画像を特定する
  3. その画像だけを縮めて・圧縮して差し替える。他はまだ触らない
  4. もう一度測る。効いたことを確認してから、他のページへ広げる

1枚直して測り直す。この往復をするだけで、「何をやると効くのか」が自分の感覚として分かるようになります。全部まとめてやると、何が効いたのか分からなくなります。

まとめ:測る→一番重い画像1枚→測り直す

表示速度は、専門知識がないと手が出せない領域に見えて、実は入口はとても単純です。無料で測れて、原因の多くは画像で、画像は縮めて圧縮すれば軽くなる。まずは一番見られているページを1枚だけ測ってみてください。それだけで、自分のサイトが今どういう状態かが分かります。

「測ってみたけど赤ばかりで、どこから直せばいいか分からない」「制作会社に何と言えばいいか分からない」——そんなときはご相談ください。当社は大分でホームページを作っている会社で、画像圧縮のツールを自分で作って公開する程度には、この辺りを触っています。まず現状を測るところから一緒にやります。

※本記事は2026年7月時点の当社の制作・運用にもとづく説明です。PageSpeed Insights の画面構成や指標はGoogle側の更新で変わることがあります。改善の効果はサイトの作りや測定環境によって異なり、検索順位や成果を保証するものではありません。

よくある質問

表示速度はどうやって測ればいいですか?無料でできますか?
GoogleのPageSpeed Insights(pagespeed.web.dev)に自分のURLを貼るだけで、無料・登録不要で測れます。必ず「モバイル」のタブを見てください。お客さんの多くはスマホで見ているためです。結果のスクリーンショットを撮っておくと、直した後に比べられます。
点数は何点を目指せばいいですか?
点数を追いかけるより、赤くなっている項目を1つ消すほうが効きます。90点や満点を目指すのは、かけるコストに見合わないことが多いです。点数はページの内容や測るタイミングでも上下するので、1点の増減は気にしないでください。
画像はどのくらいのサイズにすればいいですか?
実際に表示される大きさに合わせるのが基本です。多くのサイトでは横1200〜1600ピクセルもあれば十分で、スマホで撮ったままの横4000ピクセル・数MBは大きすぎます。加えて圧縮し、WebPなどの新しい形式にすると、見た目をほとんど変えずにデータ量を大きく減らせます。
サーバーを高いものに変えれば速くなりますか?
原因が画像なら、サーバーを変えても遅いままです。まず測って、何が重いのかを確かめてください。重い画像を軽くするのは無料でできますが、サーバーの乗り換えは毎月の費用が増えます。順番を逆にすると、お金をかけたのに変わらない、ということになります。
画像圧縮に有料ツールは必要ですか?
ほとんどの場合、必要ありません。当社は制作で大量の画像を扱うため、sharp(libvips)を使った圧縮ツールを自作してnpmとGitHubにMITライセンスで公開しています。無料で使える手段は十分あります。制作会社に依頼しているなら「画像はWebPで、表示サイズに合わせて書き出してほしい」と伝えれば通じます。

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芦刈庸介のプロフィール画像
この記事の担当芦刈庸介代表取締役 / エンジニア

大分県出身。フリーランスを経て2026年に株式会社NewBeginningsを設立。Web制作・アプリ開発・DX支援を通じて、地域の中小企業のデジタル化を伴走支援しています。「ITやDXは難しい」を「IT・DX・AIで楽になった」に変えることがミッション。

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