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法人設立後にやるべきITセットアップ10選|最初の1週間で整える

8分で読めます

法人登記が完了して、会社の設立おめでとうございます。届出や口座開設に追われる日々かもしれませんが、ITまわりの整備も早めにやっておくと、あとがグッとラクになります

「ホームページはそのうち作ればいいか」「メールはGmailでいいかな」——気持ちはわかりますが、後回しにすると名刺も作れない、取引先にメールも送れない、ということになりかねません。

この記事では、法人設立直後にやるべきITセットアップを優先順に10個まとめました。全部を一気にやる必要はありません。まずは上位3つだけでも整えてみてください。

法人設立後にやるべきITセットアップ10選

① 独自ドメインの取得

優先度:最優先|費用:年額1,000〜5,000円程度

独自ドメインとは「○○.co.jp」「○○.com」のような、自社専用のインターネット上の住所です。ホームページにもメールアドレスにも使う、会社のすべてのIT基盤の土台になります。

法人なら「.co.jp」が信頼度が高くおすすめ。取得には登記簿謄本が必要なので、法務局で登記が完了したらすぐに動きましょう。ドメインは早い者勝ちです。希望する名前が取られてしまう前に押さえてください。

② ビジネスメールの設定

優先度:最優先|費用:月額680円〜/人(Google Workspace)

取引先に「info@○○.co.jp」でメールが送れるようにします。個人のGmailアドレスで営業メールを送ると、どうしても信頼感が下がります。

おすすめはGoogle Workspace。独自ドメインのメールアドレスに加えて、Googleカレンダー、Googleドライブ(クラウドストレージ)も使えるので、⑥のクラウドストレージもまとめて解決できます。

もっとコストを抑えたい場合は、レンタルサーバーに付属する独自ドメインメールを使う手もあります。

③ ホームページの開設

優先度:最優先|費用:15万円〜(プロに依頼する場合)

名刺交換のあと、相手が最初にすることは「会社名で検索する」こと。そのときホームページがなければ、それだけで不信感につながります

最初から完璧なサイトは不要です。まずは以下の5ページがあれば十分。

  • トップページ(何の会社か30秒で伝わる)
  • 事業内容 / サービス紹介
  • 会社概要(会社名・所在地・代表者・設立年月日)
  • お問い合わせフォーム
  • お知らせ / ブログ(更新できる仕組み)

自分で作る方法もありますが、プロに依頼した方がデザイン・SEO・スマホ対応まで含めて仕上がりが確実です。あとから作り直すよりも、最初にきちんと作った方がトータルコストは安く済みます。

5ページ構成・15万円〜で最短1週間公開の具体例は、法人設立後のホームページ制作のおまかせプランで内訳まで公開しています。

④ Googleビジネスプロフィールの登録

優先度:高|費用:無料

「大分 ○○業」と検索したとき、Googleマップに自社が表示されるようにする無料の集客ツールです。店舗型ビジネスだけでなく、オフィスを構えている法人なら登録しておいて損はありません。

住所・電話番号・営業時間・写真を登録するだけ。所要時間は30分ほどです。ホームページが完成したらURLも紐づけましょう。

⑤ クラウド会計の導入

優先度:高|費用:月額2,000〜6,000円程度

法人設立直後から取引は発生します。あとでまとめて帳簿をつけようとすると、レシートの山に埋もれます。初月から会計ソフトに入力する習慣をつけるのが鉄則です。

主要サービスはfreee・マネーフォワード・弥生の3つ。顧問税理士がいる場合は、税理士が使い慣れているソフトに合わせると連携がスムーズです。

⑥ クラウドストレージの整備

優先度:中|費用:無料〜月額数百円

契約書、請求書、提案資料——会社の書類は最初からクラウドに保存する癖をつけましょう。パソコンのデスクトップに保存していると、パソコンが壊れた瞬間にすべて失います。

Google Workspace を導入済みなら Google Drive が使えます。Microsoft 365 を使うなら OneDrive。まずはフォルダ構成だけ決めておけば、あとから困りません。

⑦ ビジネスチャットの導入

優先度:中|費用:無料〜月額数百円/人

一人社長でも、外注先や税理士とのやりとりにビジネスチャットがあると便利です。メールより早く、LINEよりもビジネス向き。Slack・Microsoft Teams・Chatworkが主要3サービスです。

「一人だから要らない」と思うかもしれませんが、従業員やパートナーが増えたときにゼロから導入するのは大変です。無料プランで始めておいて損はありません。

⑧ SNSアカウントの開設

優先度:中|費用:無料

X(旧Twitter)、Instagram、Facebookページ——すべてを運用する必要はありません。自社のお客さんがいるSNSを1つだけ選んで、まずはアカウントを作っておきましょう。

ポイントは「完璧な投稿をしよう」と気負わないこと。週に2〜3回、事業に関する情報を発信するだけで十分です。アカウント名は会社名と統一しておくと、検索されたときにヒットしやすくなります。

⑨ GA4 + Search Consoleの設定

優先度:中(HPができてから)|費用:無料

GA4(Googleアナリティクス)は「ホームページに何人来ているか」、Search Consoleは「どんなキーワードで検索されているか」がわかる無料の分析ツールです。

ホームページを作ったら、その日のうちに設定してください。データは設定した日から蓄積されるので、あとから「もっと早く入れておけばよかった」と後悔する人が非常に多いツールです。

⑩ 名刺の作成

優先度:高(ただし①②が先)|費用:数千円〜

独自ドメインのメールアドレスとホームページのURLが決まったら、名刺を作ります。この順番が大事です。メールとURLが決まる前に名刺を作ると、あとで刷り直しになります。

最近は紙の名刺に加えて、デジタル名刺(QRコードで連絡先を渡せるサービス)も増えています。紙とデジタルの両方を用意しておくと、シーンに応じて使い分けられます。

全部やらなくても大丈夫。まずは3つだけ

10個並べましたが、設立直後に全部やろうとするとパンクします。まずは①ドメイン ②メール ③ホームページの3つだけに集中してください。

法人設立後のITセットアップチェックリスト
ドメイン・メール・HP・GBP…最初の1週間で整える

この3つが揃えば、名刺が作れて、取引先にメールが送れて、検索されたときにちゃんと見つかる。ビジネスを始めるための最低限のIT基盤が整います

残りの④〜⑩は、最初の1ヶ月の間に少しずつ進めていけば問題ありません。

「自分でやる時間がない」という方へ

届出、口座開設、営業、経理——設立直後はやることだらけ。ITまわりまで手が回らないのは当然です。

法人のホームページと名刺
HPと名刺は法人の顔。早めに用意したい

NewBeginningsでは、法人設立直後の会社向けにWeb制作おまかせプラン(15万円〜)をご用意しています。ドメイン取得・メール設定・ホームページ制作・Googleビジネスプロフィール登録まで、まるごとお任せいただけます。

「ホームページ + ロゴデザイン」の法人スタートパック(17万円)や、「ホームページ + ロゴ + 名刺デザイン」のスタートパック(19万円)もあります。

「うちの場合、何から手をつければいい?」——そんなご相談だけでも大歓迎です。30分の無料相談で、あなたの会社に合ったITセットアップの優先順位を一緒に整理します。

よくある質問

法人設立後、ITセットアップはいつまでに終わらせるべきですか?
理想は設立から1週間以内にドメイン・メール・ホームページの3つを着手することです。ドメイン取得とメール設定は1〜2日で完了します。ホームページはプロに依頼する場合でも2〜4週間で公開できるので、設立直後に依頼すれば営業開始に間に合います。残りのツールは最初の1ヶ月で順次整えていけば問題ありません。
一人社長でもビジネスチャットやクラウドストレージは必要ですか?
今は一人でも、外注先・税理士・顧客とのやりとりで使う場面が出てきます。また、事業が成長して人を雇うタイミングでゼロから導入するのは大変です。Slack・Chatwork・Google Driveはいずれも無料プランがあるので、コストをかけずに使い始められます。
ホームページは自分で作るべきですか?プロに頼むべきですか?
時間に余裕があり、Web制作の知識がある方は自作も可能です。ただし法人サイトには信頼感のあるデザイン・スマホ対応・SEO対策が求められるため、本業に集中したい場合はプロへの依頼をおすすめします。Web制作おまかせプランなら15万円〜で、5ページ構成の法人サイトが作れます。
独自ドメインは「.co.jp」と「.com」のどちらがいいですか?
法人であれば「.co.jp」がおすすめです。日本の法人しか取得できないドメインなので、取引先からの信頼度が高くなります。取得には登記簿謄本の情報が必要で、1法人につき1つしか持てません。一方「.com」は誰でも取得でき、グローバル展開を視野に入れる場合に適しています。
ITセットアップの費用は全部でいくらかかりますか?
ドメイン取得(年額約3,000〜8,000円)、メール(Google Workspace月額680円〜)、クラウド会計(月額2,000〜6,000円)、名刺印刷(数千円)が主な費用です。ホームページ制作費を除けば、月額5,000〜10,000円程度で基本的なIT環境が整います。SNS・Googleビジネスプロフィール・GA4・Search Consoleは無料です。

大分でDX導入・業務改善をお考えなら、株式会社NewBeginningsにご相談ください。大分県の中小企業に特化したDX支援を行っており、現状のヒアリングから課題整理、ツール選定、補助金活用まで一貫してサポートしています。具体的なパッケージ内容・料金は 大分のDX推進・AI導入支援パッケージ のページをご覧ください。DXの全体像をマンガでサクッと掴みたい方は マンガでわかる!ほんとのDX(全8話) もどうぞ。1話3分で読めます。「何から始めればいいかわからない」という段階でも大丈夫です。

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芦刈庸介のプロフィール画像
この記事の担当芦刈庸介代表取締役 / エンジニア

大分県出身。フリーランスを経て2026年に株式会社NewBeginningsを設立。Web制作・アプリ開発・DX支援を通じて、地域の中小企業のデジタル化を伴走支援しています。「ITやDXは難しい」を「IT・DX・AIで楽になった」に変えることがミッション。

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