「グルメサイトの予約手数料、月に8万円。15年やっとる店なのに、新規より常連さんの来店でも引かれるんよ──」
大分の隠れ家イタリアンを切り盛りする50代のオーナーシェフから、こんな話を伺ったのは去年の夏でした。一人で仕込みも調理もホールも回す、奥様と二人三脚の小さなお店。今日は、その方が半年かけて「グルメサイト依存と紙の常連帳」から抜け出すまでの物語を、10コマの写真でお届けします。
プロローグ──仕込み中、また鳴る予約電話

夕方4時、ディナー営業の仕込みのまっ最中。ハーブを刻んでいた手を止めて、壁の電話を取ります。「すみません、19時に2名で予約お願いします」。簡単なやりとりだけれど、火にかけたソースは止まらない。仕込みの集中力が削がれる、毎日のルーティン。お客様には申し訳ないけれど、本音では「LINEで一言送ってくれたら、空いてる時に対応できるのに」。

電話を切って予約管理画面を確認すると、金曜19時の同じ枠に、グルメサイト経由の予約がすでに入っていました。カウンター席8つ、テーブル4つ。客単価8千円の店で、1組逃すと痛い。複数の予約チャネルを「一覧で見る場所」がないと、こういうダブルブッキングが月に1〜2回は起きてしまう。
常連帳は手書き──「○○様、白ワイン辛口、苦手な貝あり」

常連さん用のお客様帳は手書きのノート。「○○様:白ワイン辛口、貝アレルギー」「△△様:奥様の誕生日6月12日」「□□様:少なめでお願いね派」。15年分の積み重ねは宝物だけれど、ディナー前の慌ただしい時間に該当ページを引くのは難しい。タブを増やしても、結局「記憶」に頼る場面が多くなります。

カウンターに60代のご夫妻。「いつもの白でお願い」と言われた瞬間、前回お出ししたのが辛口だったか中辛だったか、一瞬迷う。「奥様、確か貝が苦手でしたよね?」と確認しながら、笑顔で取り繕う。本当は、注文が入る前に過去のメモを見ておきたい。常連さんの満足は、こういう細部の記憶でできています。
月末、グルメサイトの請求書を眺める夜

深夜、お客様が帰った後の店内。今月もグルメサイトから手数料の請求が届きました。新規のお客様にも、常連さんがサイト経由で予約してきた分にも、1件ずつ手数料がかかる。月にして8万円。年間100万円近いお金が、「お客様と自分の間にあるサイト」に流れていきます。「直接つながる方法があれば、その分を食材や設備に回せるのに」。

営業前の朝、奥様と二人、コーヒーを飲みながら今月のお客様の誕生日リストを眺めます。本当は前日にちょっとしたメッセージを送って、当日来てくれたら手書きカードを添えたい。でも仕込みと営業の合間に、毎日数名分の連絡を手作業でやるのは現実的じゃない。「気づいてあげたいのに、できてない」。それが、毎月の小さな後悔でした。
転機──同業の女性オーナーから聞いた「LINEで予約」

月一の飲食店オーナー会の翌日、ランチでご一緒した50代の女性オーナー(和食店経営)が、おもむろにスマホを取り出しました。「うち、グルメサイト経由を半分くらいLINEに移したよ。お客様は普段使ってるLINEのまま予約してくれる。手数料は月固定だけ、件数で取られない」。それが、私たち株式会社NewBeginningsが開発したReLime(リライム)でした。

その週末の閉店後、店のカウンターでノートPCを開いて、ReLimeの管理画面を触り始めました。LINE公式アカウントとの連携、テーブルとカウンターの席数登録、コース・アラカルトの選択肢、ディナー営業時間、定休日。ホームページとSNSのプロフィールに「LINEで予約」のリンクを置けば、それだけで動き出します。設定にかかった時間は、奥様のサポートも借りて約1時間半。
お客様の声──「LINEだから気軽に聞ける」

導入から2週間、常連の60代女性のお客様から「LINEで予約できるようになって、すごく楽だわ」とのお声。電話だと「混んでたら申し訳ない」と遠慮していた金曜夜も、LINEなら気軽に「金曜2名いける?」とメッセージできる。送信後、自動的に予約画面が開いて、空席を選んで30秒で完了。お客様もお店も、お互いに気を使わない自然なやりとりに変わりました。

導入から半年。グルメサイト経由の予約は約半分に減り、月の予約手数料は8万円 → 4万円弱に。ダブルブッキングはほぼゼロ。常連さんの誕生日には、ReLime からセグメント配信で前日にメッセージを自動送信できるようになりました。「気にかけてもらえてる」という小さな積み重ねで、再来店の頻度も上がっています。空いた時間で、シェフは新しいコース料理の試作を始めました。
数字でわかった効果
- グルメサイト予約手数料: 月平均8万円 → 月平均4万円弱 (約半減)
- 予約電話: 1日10〜12件 → 1日3〜4件 (LINEに移行)
- ダブルブッキング: 月1〜2件 → ほぼゼロ
- 常連さん再来店間隔: 平均45日 → 平均35日 (誕生日メッセージ等の効果)
- 仕込み中の中断: 1日5〜6回の電話対応 → 1〜2回
似た悩みのある方へ
もしあなたが、彼と同じように「グルメサイトの予約手数料が重い」「常連さんを大事にしたいのに紙の管理が限界」「電話対応で仕込みの集中が削がれる」と感じているなら、変えられる方法があります。お客様にアプリをダウンロードしてもらう必要はありません。お客様が普段使っているLINEのまま、予約と顧客管理を仕組み化する。それが、私たち株式会社NewBeginningsが開発したReLime(リライム)の考え方です。
詳しい機能やお試しは、ReLime公式サイト(https://relime.jp/)からご覧いただけます。「うちの店の業態(コース中心/カウンター主体/個室あり 等)で本当に使える?」と迷われている方は、無料相談からお気軽にどうぞ。大分の飲食店事情を知る私たちが、現場の運用設計から定着まで一緒に考えます。
DXは、特別なものじゃない。今のお店の中で「お客様との時間以外に削られている部分」を、ひとつずつ仕組みに置き換えていくこと。その先に、本来やりたかった「お料理と接客」の時間が戻ってきます。
